ドイツ

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建築ボーナス

建物名2件目4件目5件目
基礎3点2資材7点
上部3金2点2電増7点
導管1回転2水流2点7点

固有能力
発電時、1回目の発電所とは別の発電所を選び、そこでも発電を行うことができる。ただし、値は合算されない。

ドイツの特徴

1.強力な固有能力と短所
 ドイツの強みはなんといっても連続発電ですね!
ワーカーが増えないこのゲームで、実質ワーカーを増やしているような動きを見せます。この能力はフランスと同様に早く発動すればするほど手番の節約になるという莫大なアドバンテージを得ることができます。また、無人発電所タイルを取ることができると20人くらいワーカーがいる感覚で動くことができます。ワーカーで差をつけろ!

 一方でよく言われている話が、建築をして得られる拡大再生産要素が薄いという短所があります。実際にドイツの建築2件目ボーナスは、基礎で3点・上部で3金・導管で1回転と、かなり拡大再生産要素が薄いことになっています。そのため、建築プレイに向いている国とは言えず、人によって得意不得意が出やすい国と言えます。このため、どこから建築を始めるべきかわかりづらいという難点があります。
 僕はドイツをよく好んで使いますが、この国で勝利する際の大体の勝因は導管建築からスタートして、4件目の水流ボーナスを活かして絶え間ない発電をし続けられる状態になることです。これが必勝法というわけではないですが、アグロ的な動きをするこの国で序盤から発電体制を整えて走り続けるのは正義と言えるでしょう
 連続発電のアドバンテージは恐ろしく、以下のことが挙げられます。
1.単純な発電ゲージの増加
2.契約を複数達成し、発電に再度飛び込む必要を減らす
3.実質的なワーカーの増加

特に契約の連続達成は隠された能力というにふさわしく、重役のルチアーニもびっくりです。注意すべき点は、2回目の発電は発電量が追加されず純粋な発電のみとなります。契約が達成できないという状況にならないように気をつけましょう。
また、この連続発電を使う上で発電ルートの完成をさせることが重要です。
 1回目の発電を行った際、使った水が2回目に行う発電基盤に流れるようなルートを組む必要があります。
 また、ルートを組んだはいいものの、導管を建てるタイミングがなかったです先生!と言われることもたまにあります。
 皆さん共有ダムの存在を忘れていませんか?
 共有ダムの利用は、序盤から発電基盤を整えるだけでなくダムの建設の手間も省いてくれています。バラージの落とし穴として、基礎や上部を積んでいるうちに発電に絶対的に必要な導管と発電所の建築が間に合わないという事態に陥りがちです。
 幸いにも?ドイツは上部の効果が弱いため、そのコンクリートを発電所の建築に回した方がよいという国になっています。先ずは発電所と導管の建築からスタートして隙あらば基礎を建てていく(なるべく共有ダムの上)ことで建築点もバランスよくとることができます。なので上部のラウンドボーナスが終盤に会ったりする場合、ドイツはちょっと悲しいことになります
 
2.リソースの確保
 この国、なんとリソースがありえん少ないです(笑)
 オランダほどではありませんが、2件目の建築ボーナスが基礎3点・上部3金・導管1回転とちょっと微妙です。お金は出るものの、上部の4件目が弱すぎるのでこれも良いボーナスとは言いづらいでしょう。
 また、資源ボーナスがもらえるのも基礎4件目と、毎試合安定して高速建築できる保証もないのでかなりリソースの少なさに困ることが多いです。
 そのため、連続発電の副次効果である”契約の連続達成”を活かしてリソースの確保を一気に行う必要があります。連続発電の都合上、発電1位を取りやすく、定期収入の額は他の国より多いかもしれません。しかし、たかが8金程度では終盤の無理をすることができなくなっていきます。2資材以上もらえる契約や3金以上もらえる契約は是非ほしいところです。
 リソースの実質的な確保は、重役の能力でも行うことができます
 例えば、
 ビクターは1水で強い発電を行うことができるため、上部の建設をする手間などを実質的に省いています。
 あのアドラーも、基礎のコストを安くしてくれているため、丘にダムを建てても尚3導管や4導管を建設するコストが残っていることが多いです。
 ドクターオクタビウスは、共有ダムの上に基礎を建てることができれば、導管の建てる本数を減らしてくれているため、実質的な資源の節約に繋がっています
 上記で挙げたのは一例にすぎませんが、相性の悪い重役が少ないというのもドイツの良い点だと考えています。
 
3.じゃあ上部がラウンドボーナスの最後にある場合どうするの?
 という話になります。ちょっと悲しい思いをするとは言いましたが、完全に上部のラウンドボーナスを捨てることはナンセンスです。
 個人的なおすすめとしては、平原に基礎を建てて2段積んで辞める、その分序盤からいつも以上に走る・緑の契約でも点数が取れるものを意識的に拾うことです。4件目の2点2電増の建築ボーナスが異常なくらいに弱く、5件目まで建て切るのはコストパフォーマンスが悪いと考えています。3金もらえる飯基盤はあって損はないため、2件目で終わってもいいかなと思います。
 その分序盤から相手と点数を突き放しておく必要があり、その差を広げるために契約で点数を叩きこめるものを拾い続ける必要があります。
 となると、良い依頼を優先的に確保しやすいバティスタ(連続手番)やルチアーニの契約4ストック能力が生きてきやすい形になります。
 
4.相性の良い重役
 所々で触れましたが、ドイツと相性の良い重役は多いです。というよりは、状況によってドイツを有利にしてくれる重役が多いため、その良し悪しをちゃんと見極めなければいけません

アドラー
 基礎と導管が欲しいドイツにとっては好都合。基礎と導管のラウンドボーナスが両方ある際などは重宝する

ビクター 序盤から6発電くらいできるのが強力。発電所全開放で、赤の契約を1水で達成できるところまで視野に入れられるようになるのが強力。

ジル  こちらも基礎を建てる茶色を確保できるのが強み。発電所と導管の白コストが喧嘩しないように注意すること。ジルを取った場合、白を1個買って5個にし、3導管+発電所スタートも積極的に狙っていける。

バティスタ 契約を常に持っておかないといけないこの国で、安定して契約を確保できる連続手番は重宝する

ルチアーニ 能力がかなりダブってしまうが、契約4つストックできるだけでも価値がある。契約に割きがちなワーカーは、ドイツの能力でカバー

ドクターオクタビウス 値の高い発電をしにくいドイツだが、共有上に基礎を建てることで国家を狙いやすくなるのがかなり強力

レスリー 外注の発電所の建築や4導管の設置を安定して行えるので強力。導管の1回転ボーナスと合わせてホイールが回しやすくなるのも利点


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