アメリカ

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建築ボーナス

建物名2件目4件目5件目
基礎1回転6金7点
上部1資材2水流2点7点
導管3点1回転2点7点

固有能力
水が発電所を通過した際、1ゲージ進める。


アメリカの戦法について

1 特徴 

 アメリカの特徴はオールマイティだと思っています。イタリアもオールマイティ寄りですがあちらは水が足りず、直接点数をぶち込んでくる方針に寄っています(ダム5点とか)。一方アメリカの場合は2水流が強力で、発電も建築もできる真のオールマイティという印象です。

 オールマイティは悪く言えば器用貧乏ですし、更に言えば扱いがかなり難しいことでもあります。

 状況に柔軟に対応できることがキーポイントとなってきますがそれはアメリカの特徴を極限まで理解できた人に訪れる瞬間です。他の国にはない強さを持っているはずなので、それを確認していきましょう。

2 アメリカの長所と短所

 次にアメリカの長所と短所を見ていきましょう。

 ・お金がない

 短所です。他の国は何かしらの建物が2軒目でお金ボーナスがもらえるのに対し、アメリカは4軒基礎を立てないと6金が湧いてきません。しかし裏を返せばこれは長所でもあります。

 要するに基礎4軒を素早く建てることができればお金は他の国よりも圧倒的有利な状況に立てるということです。お金があるとアクションに余裕が生まれたり、融資代理店などを用意していれば有効活用することができます。更に、このルートを狙えば後述するもう一つの短所をカバーすることにも繋がります。

 ・足が遅い

 バラージの足が遅いというのは発電が遅れがちということを意味します。アメリカの足が遅い理由は、拡大再生産要素が基礎と上部に固まってしまっているためです。また、道管が点数ボーナスしかもらえないために建てるのを躊躇うこともあります

 そのため、リソースの拡大再生産を狙っていると他の国に発電されて点を離されているというのが良くある状況です。

 アメリカの負けパターンが、ついつい建築に専念してしまい、基礎か上部を建て切ったものの発電している人と対して点数が変わらない状況になる時です。

 そうなった場合、発電基盤が整っている方が勝ちます。発電は1ラウンドで20点以上叩き出せるのに対し、建築点は1ラウンドで7〜10点しかないからです(2種建て切りを3ラウンド目などで出来れば話は別ですがそれが可能なのはアントンだけです)

 アメリカは重役の能力を活かして発電速度を上げるか、水カットをしてロースコアに持ち込むかというのが重要になってきます。

・発電タイミング

 いつ発電するのかというのが難しい話になってきます。基本的に人数が多いほど所謂「貯めてぶっぱ」が強くなるため4人では基本的に上部を着実に積んで大規模発電を狙います。その際は発電所は2個で済むことが多いです。必要な4道管は外注で済ませるか5まで道管タイルを利用して建築します。丘に積む上部はこれまた外注を利用するか地道に建てていくのが賢明です。外注の対抗馬がいる場合は発電をしゃがんで確実に欲しい外注を取るプレイも必要になってきます

 2〜3人では、最初から道管を刺してこまめに発電をしていく戦法もアリになっていきます。人数が少ないほど発電が強くなっていきます。そのため、リソースの拡大を捨てて道管で点数ボーナスを打ち続ける「アグロ」戦法が有効になる場面も多いです。

 発電所能力で勝手にゲージが進むようになるため、水が溜まっているルートに”発電しない発電所”を立てると勝手に発電するという摩訶不思議な現象が起こります。道管の点数ボーナスと発電所の勝手に発電能力でひたすら点数を叩いていく戦法も、逃げ切りプランとして考えられます。

 このヴァリアブルフォーメーションは、アメリカのオールマイティっぷりが可能にしています。獲得できた上級タイルによっても取る動きがかなり変わるため、玄人向きの国だなと思い知らされます

3 相性のいい重役 

 上記で述べたように、一辺倒の戦法を持たないアメリカは重役によっても動きがかなり変わってしまいます。

発電サポート系

ビクター 発電が遅くなりやすいアメリカの弱点をカバー。契約を達成しながら発電をすることで、他国との序盤の点数をイーブンに持っていけます。1道管を立てることをグルとしても活かしつつ、徐々に徐々に発電体制を二つ整えていくのが理想です。

グラツィアーノ 3道管で国家契約を狙えるようになるため、4道管を建てたくていつも苦しんでいるアメリカには嬉しい重役。上部で2水流が湧いてくることとも相性がよく、この場合「貯めてぶっぱ」のタイミングが早く訪れるようになります。

ドクターオクタビウス グラツィアーノと似たような状況を作ることができる重役。こちらの場合、理論値2道管でも強い発電を打てるのが強力。資材の節約に繋がっており、建築の手間を実質的に省いている点が強力です。

ウーファン 発電が遅れやすい点を能力でカバー。水を溜めながらマイナス点を消していき、契約達成もできれば建築と発電を両立しやすくなるのが好評価。

建築サポート系

アントン レスリー マヒリ 特に語る必要がない3強。アントンでは基礎の建築を急ぎ、レスリーの場合は基礎外注を獲得することを目指すと良いと思います。

アドラー 上段に建てて水カットの流れがアメリカの動きと噛み合っている印象。?3金無視タイルを取れるとまあまあ戦えるようになる。本格的に運用するには外注や5まで道管タイルを取る必要があり、結局準備は大変。

ジル 一旦基礎→4道管か、基礎→2道管→発電所を刺すことをお勧め。4人戦なら前者。道管の点数ボーナスがバカにならないため、金道管タイルを確保できたなら道管プレイに走っても良さげ

グラツィアーノ上部ボーナスが強いため、活かしやすい
マーゴットリソースを増やすボーナスが初期にあるため、増えた資材を私有の建築に回しやすい。

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コメント(1)
  • 1. 高月

    基礎4件目を開放するまでは、金欠国家なイメージ。
    かと言って、後半に開放してもお金がダブつく。
    2ラウンド目には開放しておきたい感触。

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